やんなる

グッバイ・クリストファー・ロビンのやんなるのレビュー・感想・評価

3.0

プーと大人になった僕と今作が公開前だと自分の中でどっちがどっちだかこんがらがってて、

プー僕にマーゴットロビーいなくてああ、それがグッバイか。そっちも楽しみだなぁ。いつやるんだろう?

と待っていたら向こうではとっくに公開されていて日本公開は無しで突然TSUTAYAに並んでたwので即借りた。


内容とは関係ないですが、

2012年ユニバーサルのスノーホワイト
2014年フランス映画美女と野獣
2016年ユニバーサルのスノーホワイト氷の王国
2016年ワーナーのターザンREBORN

そして2017年FOXが送るグッバイクリストファーロビン。

これらはディズニー関係ない。
原作はディズニーのものじゃないのでそりゃあ映画化できますけど、なんかディズニーのふりしてるから困る。しかも絶対ディズニーの事が頭よぎる原作なのになんでわざわざやるんだろう。挑戦的なのはいいけど。


氷の王国に至っては関係ないアナ雪のエルサみたいなやつまで出て来るし。特に日本の配給がわざとややこしくしてて、原題はハンツマンていうタイトルだし主人公はスノーホワイトじゃなくて狩人の方なのにポスタービジュアルはエルサもどきだからね。ひどい。

でもどれも多分日本人の鑑賞者は半分くらいはディズニーのだと思って見てるだろうな。


ただついにディズニーさんの圧力なのかプー僕との兼ね合いか日本公開無しという新たな展開に。

しかし、スノー〜美女と〜ターザン〜は正直クソだったんですが、今作は普通に良かったので悲しい。

ドーナルグリーソンとマーゴットロビーですよ出てるの。それでDVDスルーて。

そういえばピーターラビットに続いて共演してるなこの二人w


内容はプー僕よりもっと実写化してる。
リアルというより実話を元に現実的に。
なので動いて喋るプーさんは出ません。

どのような過程でクリストファーロビンの父はクマのプーを執筆したか。

本が売れることにより父と子だけの物語がみんなのものになり、本の中のクリストファーロビンではなく本物の彼に与えた影響は重かった。

結構暗いというか、悲しい話。最後はいいけど。

くまのプーさんの誕生の裏側はあの優しい世界とは違って、戦争とかも関係していて、あの物語をくだらねえと思うかもしれないけど、その背景を考えるとなんかグッとくるようになる


この時代のこの国の人たちの普通がわからないけど、子どもに対して愛があるのかなんなのかよくわからなかった。

故に母親役のマーゴットロビーさんが嫌な奴に見えてしかたなかったw
ナニーには強く当たるし、直接的な子育てはしないし、勝手に長く家から出て行ってドヤ顔で帰ってくるし、それでいて息子愛してる感出すし戦争には行かせたくないし、どっちやねん。

相変わらず困っているドーナルグリーソンは楽しめます。老けメイクの時のダボダボズボン姿がツボ。


ちなみに多分来年にはディズニーじゃないジャングルブックが公開されるはずです。ちなみに混乱を避けるためにモーグリというタイトルになってるはずw
それは監督と出演陣が好きなので期待している。
やんなる

やんなる