さとし

グッバイ・クリストファー・ロビンのさとしのレビュー・感想・評価

3.4
う〜ん微妙です。
なんか不思議な気分にさせられる作品でしたね。話の持っていきかたが下手ですね。この作品がビリーと家政婦さんのラブストーリーだったり、くまのプーさんの誕生秘話をもっとストレートに描いた作品の方がよかったかなと思います。

1916年に物語は始まりアラン(ドーネル グリーソン)とダフニー(マーゴット ロビー)が出会ってからビリーを出産し、彼が大人になるまでを描いた作品です。

まずはマーゴット ロビーから行きましょう。彼女のセレブママぶりはハンパないですね。もうなんか感じ悪いです。ビリーのことは好きなんでしょうけど、アランとの距離感が遠いです。ドーネル グリーソンは優しいのか冷徹なのかよく分かりませんね。この人がこの物語の鍵を握ってるのに脚本が邪魔をして彼らしさが発揮されません。この話で唯一輝いてた大人と言えば、家政婦のオリーヴ役のケリー マクドナルドですね。彼女の優しさに満ち溢れた演技も良いのですが、マーゴット ロビーとのケンカシーンは最高です。「ビリーを産んで死にかけたのよ」に対して「牛も出産します」のやり取りとそこまでの気持ちの持っていき方は良かったです。それ以外に好きなシーンは一つも見当りません。もちろんビリーとオリーヴの関係は好きでしたよ。

監督はサイモン カーテイス。脚本は2人の名前があります。脚色は主にテレビで脚色を担当してるベン スミットハードが担当してます。美しい森の景色は綺麗でした。

この作品はどちらかというと嫌いなキャラが多いですね。玩具屋のおじちゃんは要らなかったですし、そもそも大人になったビリーの話しはいりますかね?もちろん私なら夫婦のなり染めはカット。アプローチが下手すぎます。こうオリーヴが車を降りて来るところから物語を始めないとと思いました。

いずれにせよ今作は私的には微妙です。

さて、新作DVDからはちょっと離れてみます。
ちょっと明日から違うことに挑戦します。
さとし

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