サラリーマン岡崎

オリエント急行殺人事件のサラリーマン岡崎のレビュー・感想・評価

オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)
3.8
予告編がピークかな…。

バズ・ラーマンのギャッツビー並みに
文字をネオン調にしつつ、イマジンドラゴンズの「Believer」をBGMにし、
最新CGを駆使!!!
これぞ、現代でオリエント急行殺人事件を映画化する理由だ!!!
と言わんばかり。

しかし、あるのはネオンちょっととCGのみ。
CGもいいけど、まぁ、特に新しさはないかな…。
肝心の音楽はBelieverは使っておらず、
なんか少し前の大作映画のサントラみたいな…。
良くも悪くも、普通でした。

そして、全体的な話はわかるけど
(てか、結末は知ってたけど)、
詳細なトリックとかいろんなところに飛びすぎて、あんま理解できない…。
そして、死体見つかったり、真相が解けるところも結構さらっとやられる。

まぁ、でもクリスマス・年末にやる映画としては、
豪華だしいい祭り。
最後の犯人の動機のところは少なからず感動はした。
それに売りである豪華キャストはいいね。
スターウォーズと被らせたかデイジー・リドリー。
そして、美女と野獣からのジョシュ・ジャッド。
からの、シングストリートのルーシー・ボイントン。
この3人の「今」感ね。
ペネロペ・クルスをあんなちょい役に…贅沢…。
そして、ミシェル・ファイファーいい年の取り方してるね…。
あと最高なのはまさかのダンサー、セルゲイ・ポルーニンが出てるところ。
台詞まじないのに、色気あるわぁ…。

なんだかんだ、次のシリーズが楽しみにはなるんだなぁ。
その謎はケネス・ブラナーにしか解けない。