豪華列車「オリエント」を舞台にした殺人事件を描いた作品。前作見ていたのでオチは知っていたけど臨場感があって楽しめた。自分もまるで列車に乗っているような感覚になった。人情味のある作品。
名探偵ポアロがイギリスに向かうために乗ったオリエント急行の車内で、米国富豪のラチェットが殺害される事件が起こる。容疑者は乗客たち。ポアロは持ち前の洞察力と観察眼で乗客たちのウソを見抜き、全く違う事件の様相を浮かび上がらせる・・・
乗客たちを演じるのは実力俳優たち。その実力俳優たちとケネス・ブラナーによる言葉での対決、駆け引きの演技合戦が見もの。乗客一人ひとりの事情聴取でポアロの推理にだんだんと引き込まれていき、ラストの謎解きは圧倒させられた。乗客たちが最後の晩餐のように配する演出が印象的だった。
デイジー・リドリーがスターウォーズのレイと同一人物とは思えなかった。
映像も美しかった。雪山を走るオリエント急行、豪華な内装が素敵すぎた。乗ってみたいなあ。
