美しいオリエント急行の映像というだけでも垂涎ものなのに、大好きなデイジー・リドリーも出るということで「これは見らねば！」と息巻いて鑑賞。
原作も好きで、ルメット版の映画も数年前に鑑賞してました。
「意外とアレンジ少なめ？」というのが正直な第一印象。ポワロが段違いにシュッとしてるとか、冒頭にイスラエルのエピソードがあるとか、オリジナル要素はあるんだけど。
ガイ・リッチーやドラマ版のシャーロック・ホームズ的な、いわゆる「現代化」は見られなかった。時代背景にも（おそらく）忠実。
現代ならではの、鮮明な映像技術を楽しむべきなのかな？でも、そうだとすると、もう一人の主役である「列車」をもう少し見せてほしかった。
冒頭のイスラエルのシーンは、なんで付け加えられたんだろう？やや蛇足に感じてしまった。
あと、ちっちゃいけど、気になってることが１つ。
ポアロがデイジー・リドリー演じるデブナム夫人に話を聞くシーンで、「ミドルネームはハーマイオニーですね？ハーマイオニーと呼ばれることはありますか？」って聞いてたのはハリポタファンへのサービスなのかな。ケネス・ブラナーはロックハート先生を演じてたし、デイジー・リドリーはどことなくエマ・ワトソンに似てるから…？
賛否別れる「最後の晩餐」カットは、私は好きでした。名優揃えた！こんだけ揃えたよ〜！！って撮る側が喜んでるのが伝わってきて。
