ギズモバイル

ブルーム・オブ・イエスタディのギズモバイルのネタバレレビュー・内容・結末

3.1

このレビューはネタバレを含みます

※記憶保持が主目的の為ネタバレ全く自重していませんので、今後観る予定のある方は読まないことをお薦めします。
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【ブルーム・オブ・イエスタディ】 (Theatre)
2017年
総合評価 3.0 → ☆3.1

「シナリオ」 (1.0) … 2 → 2
「演出全般」 (1.2) … 3 → 3.6
「心理効果」 (1.5) … 4 → 6
「視覚効果」 (1.1) … 3 → 3.3
「音響効果」 (0.9) … 3 → 2.7
「教養/啓発」 (0.8) … 3 → 2.4
「俳優/声優」 (0.7) … 3 → 2.1
「独創性」 (0.8) … 3 → 2.4
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【ストーリー】
先祖がナチス案件の被害者だったり加害者だったりしたことで人生と精神がちょっと壊れた学者カップルの話。
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≪キーワード≫
ドイツ ナチス

【魅力】
・精神疾患者同士の会話

【不満】
・性的描写の濃度が高い

【印象に残ったシーン・台詞】
中華料理屋
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【少し突っ込んだ感想】
登場人物の殆どがどこかしら病んでいる。主人公も序盤から飛ばしているが、更に上を行くヒロインが登場することで相対的にマトモに見えてくるのが興味深い。会話もどこに地雷が落ちているのか解らず、まるで「ヒトラーの落し物」を観ている気分だった。いや、その作品は観たことないんだけど。

正直、そういった理由から感情移入の面ではかなり難易度が高く、どちらかと言うと「シンプル・シモン」や「世界に一つのプレイブック」のように変わった人達を観察する方向性の面白さが魅力だと思う。シナリオに関しては、「ある視点賞」的な魅力はあるが、取り立てて面白さは感じなかった。
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