ホロコーストを扱う作品にこんな事を言うと大変不謹慎なのは重々承知なのですが、
こいつらめんどくせぇ!笑
まず、ホロコーストの被害者と加害者の孫という一つの軸、普通にこれだけでいいのに、この二人が相当、かなりやばいレベルで精神的に病んでるんです。エルを見てもわかるように、自由奔放なヨーロッパの恋愛事情が相まって、もう「めんどくさい」の全部乗せ。
といっても、ラストと冒頭のシーンが繋がる演出はベタでかなり好き。ラストでいきなりバランス取りに来た感じはありますが。笑
あと冒頭のバルディをフルボッコにする時の嘘くさい効果音が超好み。
なんだかんだで劇中で触れられるホロコーストにユーモアをつけるというバランスがうまく機能しているとは感じました。
ただ、犬を投げるシーンはさすがにいただけない。あのシーンで観るのをやめようかと思ったレベル。
詰まる所、ナチスが全部悪い。
2世代先でもまだ苦しんでる人がたくさんいるんですよね。引き続きナチ狩りは容赦なくやって欲しいもんです。