ゆっけ

ダイ・ビューティフルのゆっけのレビュー・感想・評価

ダイ・ビューティフル(2016年製作の映画)
4.0
娘として、妹として、母親として、そしてミスコンの女王として、自分に正直にまっすぐ生きたトランスジェンダーの人生を描いた傑作です。

昨年の東京国際映画祭で観客賞を取った話題作!

若くして亡くなった彼女(トリシャ)は、死ぬ前に友人に葬儀までの7日間、日替わりセレブメイクをして旅立ちたいと願ったんです。(フィリピンでは、葬儀までお通夜が7日間〜あるみたいです)

トリシャの父親の反対の中、友人たちは遺体を盗んで、彼女の願いを叶えようと奮闘します。

ビヨンセ、ケイティ・ペリー、アンジェリーナ・ジョリー、ジュリア・ロバーツ、レディ・ガガと日替わりで海外セレブメイクを施され、トリシャと関わりのあった人々が葬儀に訪れ、思い出を回想していきます。
(映画は、時系列が実はバラバラです。それは、実際のお通夜で偲ぶときは、時系列で話すわけではなく、散発的に思い話していくという意図が込められています。ちょっと初めは混乱するかもしれませんが、その意図が分かるとラストとっても感動しますよ!)

その姿をひょんなところから、SNSに投稿されると、その美しい姿にいろんな人が胸を打たれ、彼女の姿を見に来るんです。

彼女は、LGBTとして、いろんな迫害をうけます。自分を愛した人、そして何より自分を育ててくれた親にも見捨てられるのは本当に辛いことだったと思います。

それでも、彼女はまっすぐ自分に正直に生きることを選びます。

神様に与えられたこの身体。
彼女の生き様を見て、いろんなことを感じられる人生賛歌の映画です。

フィリピン映画で、LGBTを扱った作品ですが、ユーモアがある描写や、色彩が豊かなので、ぜひ気軽に映画館で楽しんでもらいたい映画です。

ちなみに、主演のパオロ・バレステロスさんは、
フィリピンでInstagramで有名な方です。素顔は、めちゃくちゃイケメンです。

→トランスジェンダーの笑いと涙に満ちた人生『ダイ・ビューティフル』の魅力に迫る! | FILMAGA(フィルマガ) https://filmaga.filmarks.com/articles/1331