Yuno

台北ストーリーのYunoのレビュー・感想・評価

台北ストーリー(1985年製作の映画)
3.2
電子掲示のFUJIFILMがとても美しい
あのシーンだけで大体の事は理解できてしまう。
高度経済成長期の日本とアメリカの文化を色濃く影響を受け生活が豊かになる一方で、人々の心はそこまで進化できない。

その葛藤や人の持つ弱さが、当時の竹内まりやの「プラスティック・ラブ」やこの台北ストーリーから読み取れてしまう。

自分はこの時代を過ごしてないから推測と想像と脚色されたものでしか接種できないのがもどかしい。

街は煌びやかになっていくけど、寂しさと閉塞感を感じるんだよね。
それが美しい。
Yuno

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