ピンフまんがん

台北ストーリーのピンフまんがんのレビュー・感想・評価

台北ストーリー(1985年製作の映画)
3.7
格式高いホームドラマと言う感じ。ただ、タイトルだけではお話が分からない。原題は「幼馴染み」という意味合い。まず、主人公とヒロインは幼馴染みの関係ということだけ頭に入れておいてください。ほかの登場人物もたくさん出てきますがそこだけ抑えていれば大丈夫。そうでなければ、序盤は退屈なシーンが続くので眠くなる可能性が高いです。
衝撃のラストだが、この余韻の残し方はなかなかです。そして日本やアメリカのリスペクトが多く出てきますね。看板とか、広島と阪急の日本シリーズのシーンもありましたね。この頃の台湾人は、予想以上に日本に対しての憧れがあり、何とか追いつこうと変革期にあったことが窺えます。台湾の生活臭が思いっきり堪能できるのがまたいいです。

小林氏の奥様がめっちゃ綺麗なのが印象に残った(*^▽^*)。