自分は「クーリンチェ少年殺人事件」が大好きなので(あれは本当に凄い。凄すぎて脳細胞に悪いと思う)、同じ監督の本作にも当然その余波が見えて、アナクロニックな見方ではあるが、それだけで満足してしまった。…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
2023.秋、台北でエドワード・ヤン展を見た。かっこいい展示ですごく楽しめたので、今更ながら代表作をレンタルしてきた。
まず、ホウ・シャオシェンが主演のひとり(アリョン)とか全然知らなかった(展覧会…
基本的に結構つまらないので、独りコーヒー片手に、画面に向かってゴニョゴニョ言いながら観ていたのだが、ラストシーン付近でギョッとさせられた。“詩情”がひそひそと、忍び足で、やってきたのだ。それは仄白い…
>>続きを読む"結婚は万能薬ではない"
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誠品生活日本橋『深夜書店~本とアートと台湾と~』上映にて
アメリカや日本など諸外国に影響されながら経済的に急成長する台湾、家族や友人関係、金銭のしがらみに振り回…
この監督の作品は既に2作見ていたが、自分はハマらないかも、、と思っていたが、今作は楽しめた。
当時の台湾の様子や生活スタイルがよく理解でき、これから先何年か後に見ても楽しめるだろうな、と思った。
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絵が綺麗で構図も素晴らしかった。
台北の夜景や廃墟、夢の世界とは裏腹に現実に向き合わなければいけないリアルな映画。
皆、環境が変われば全てが変わるという幻想を抱くが実際の所、かすかな希望にしかならな…
初エドワードヤン作品
まさに影と光の映像作品って感じ。
台湾の夜のシーンが多く、外シーンでの街灯やヘッドライトの使い方がおしゃれ。
部屋のシーンでも電気を消したりつけたりとか小物の証明をつけるのが一…
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