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サーミの血のdeacのネタバレレビュー・内容・結末

サーミの血(2016年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

心のどこかでは、自分はサーミ人でサーミの血が流れてるんだって確信してる。サーミとは決別したけど、ラップランドに戻れば妹との思い出、学校の思い出、辛いことも楽しいことも全部思い出す。今まで蓋をしていた思い出がどっと溢れ出す。
最後の丘の上でヨイクが流れてるシーンとても良い。きっとエレマリャの頭の中で流れてるだろうな。

自分たちよりも生活水準が下、生活様式が非現代であることが原因で虐められる。とても可愛そうだなって思った。身体的特徴の差別というよりかは、臭いだったり、身なりだったり隠そうと思えば隠せる特徴による差別。全て隠して大衆に紛れ込めば、周りからの差別はなくなるから余計に。

次のフィンランド旅行ではラップランドには行くけどサーミ人の工芸品とかに出会えるかな。色合いとても綺麗。いつかラップランドのウィンターマーケットとか行ける機会があればいいなあ。
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