主演の子がめちゃくちゃいいのでサーミ人とかいうの抜きに映画出てほしい。
個人としての尊厳をすべて踏みにじられるような身体検査を経て、何としてでも「普通のスウェーデン人」になってやるとなるのはしょうがないと思うので、エレマリャのやり方などにケチを付ける気はない。
ただ、そんな反骨精神で飛び出し、ラップ人の名前と決別し、スウェーデン社会でパッと良さげなホテルに泊まれるくらいの経済力を持った(さらに言えばその母の出自を恥じない息子と孫を育てた)クリスティーナとしての彼女の物語が一切描かれていないのは明らかに物足りないと思う。
なんか民謡の曲が頭に残る。サーミの服がめっちゃ燃えにくそうだった。