Seira

サーミの血のSeiraのレビュー・感想・評価

サーミの血(2016年製作の映画)
3.6
民族かどうかって血で決まるものかと思ってたけど、ここは言葉で決まるんだね。
第一言語が何かってことかあ〜その考え方が面白いなって思った。
外国人でも、なんらかの理由でその言葉を話すならその民族になれるってことだもんね。
逆も然り。その民族になりたくないなら違う言葉を話せばいい。
“サーミ人は嘘つきで物盗りだから嫌い。だから帰りたくない“
自分のことだもんね。結局自分自身がサーミ人だってとこから逃れられてなさそう。だからあそこまで頑ななんだあ〜年取るとそもそも頑固になっちゃう人多いけど。
それぐらい強くないと生きてけなかったんだろうなあ〜夢も叶えてて凄いや
なんか育った環境でバイリンガルになれるのいいな〜って思っちゃった。

”あなたたちの脳は文明に対応できない、都会に出たら絶滅する“ってやば理論すぎ。

父の形見で、マーキングされちゃうシーンえげつなかった。悔しすぎ。耳を隠す癖がついちゃって、お婆ちゃんになっても抜けないね。

裸で写真撮られる時だけど、絶対逆回転するべきだったと思う。外から見られてるの気づいててそれが嫌だなって表情してるのに窓の方に回転するわけないじゃん。

民族衣装可愛い
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