サーミの血の作品情報・感想・評価・動画配信

「サーミの血」に投稿された感想・評価

Akari

Akariの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ものすごく重かった…
研究対象として、裸で写真を撮られるシーンは、直視できないほど辛かった…

途中で、優しい様子で「(コルトが)綺麗ね」と言ってくれたり、「ヨイク聞いてみたいわ!」とか言う人がいたけど、結局みんな“自分たちの方が上”って思って、サーミ人のことを下に見てる気がした。
本当に優しい気持ちだったのかもしれないけど、そこが無意識の差別だと思う。



スウェーデンにこんな差別があったなんて知らなかった。観てよかった作品。
Hiroki

Hirokiの感想・評価

3.5
同化政策によって近代文明の教育を受けた子供達。近代文明に同化していくことを強いられながら、一方で文明人と、先住民族の間には知的レベルに差があるとして、下等な存在として扱われる矛盾。自分の民族の文化と、近代文明の狭間にあってアイデンティティをどこに見出すべきなのか。この問題は、ネイティブ・アメリカンやマオリ族、アイヌ、朝鮮人など世界中にあった問題でこの作品が問うてる問題は深い。

こういった問題では大抵、近代文明が統治される側の民族の文化を破壊したとして批判されることが多いが、この作品では、当事者が自分の民族の文化よりも近代文明に同化することを望むという現実を突きつけてくる。

サーミ語で話すことは禁じられ、彼女自身もサーミのことを好ましく思っていない。一方でスウェーデン語では、ネイティブと同じようには喋ることができない。そんな彼女は非常に口数が少ない。だからこそ、映像で心情を描写していて映画的だった。
靄

靄の感想・評価

4.2
素性が分からなければ差別もされないのに、地縁血縁や格好で縛られる
周りから強要されるものはアイデンティティとは呼べない
現代においても異質なものに敬意をもって接することと差別の境目は曖昧なのでは
い

いの感想・評価

3.0
共感性羞恥が常時暴走機関車で息切れしながら観た。細部に仕込まれた伏線やモチーフがよく考えられていて面白い。
ryodan

ryodanの感想・評価

5.0
映像、語り口素晴らしかったです。鮮やかと言う他はないですね。これだけ制作陣の思いが見る側に120%伝わっている作品早々ないですね。ここがイイ、あそこがイイがありすぎてって全部なんだけど、全てのシーンにムダなものがなかった気がします。感想が薄っぺらくなってしまって、もどかしいです。テーマにある「差別」という言葉は敢えて使いたくないですね、この作品は。「アイデンティティ」という言葉の方が、しっくりいきます。静かで透明感のある作風ですが、熱量はほとばしるほどの熱量でした。
Saskia

Saskiaの感想・評価

3.0
ずっと観たくてアマプラで見つけて
マイリスト入れてたのがそのままになっててやっと観ました。

勝手にナチスものだと思ってたら全然違った。

サーミ人への差別のお話。

サーミ人への差別がひどくて見てるのが辛かった。

でも差別ってきっとみんな少なからずしてるんだよね、悲しいけど。
行動に移さなくても思い込みとか偏見とかそういうものは必ずある。
どうしても民族で括ってしまうことは否めない。

エレマリャ姉妹が実際の姉妹と知って驚いた。

眠くなったけどきっと良作なんだと思う。


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2020/№316.◡̈*✧🌛
おうち映画№307

劇場映画№9
ka

kaの感想・評価

4.2
淡々としていて、主人公はたいてい難しい顔をしている。けれど、だからこそ笑った時のあのニヤけるような表情が最高に良かった。

民族差別の題材だけれど、田舎での閉鎖的な生きづらさを感じて都心へ出た人もリンクする箇所があると思う。実際に自分も重ねて浮き彫りになって観るのが辛い部分もあった。
ずしっとして何度も観たい!とは違うけれど、深く心に残る映画でした。
keichan

keichanの感想・評価

-
良い作品だけどちょっと眠くなる
観終わってからしばらく口ずさむサーミの歌
ふえぇ綺麗事が全くねえ…
「あ、この人私のこと自分と同じ"人間"としてみなしてねえ」と気付くときほど閉塞感の塊になることはありません。
りせ

りせの感想・評価

2.5
公開された時見なかったからアマプラで思い立って見た。あらすじを知って見たから途中眠たくなってしまった。書類や身分証明書がふやふやの時代だからわりかし簡単に潜り込めたけど今だとそうはいかないよね。そもそもこんな差別もうないといいけど。その後の人生が気になったけど、それより起点になった一連の出来事に焦点を当てたんだね。姉妹の親指同じ形でびっくりしたら本物の姉妹なの?すごい
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