スウェーデンでも、こんな差別があったとは知らなかった。
自分がサーミ人であることが否定される。
「人々が自分自身であろうとしないで、誰か別の者になろうとする時、それが完全な絶望である」(デヴィッド…
サーミの人たちのことを初めて耳にした
今まで知らなかったことに触れられるのも映画の醍醐味ですね
「あなたたちの脳は文明に適応できない」なんて初めて聞くセリフ
かなりのパワーワードですよね
偏見と…
誰もが自分の出自を愛しているとは限らない。主人公が故郷を嫌うに至った理由が生々しく描かれています。キャストの素朴さが良く作用している...
差別・偏見 それがどんなものであるか理解するなら、客観的な…
民族の差別や同化という問題を、当事者の目線で捉えた作品。政策の批判はできても、個人の選択には何も言えない気持ちになる。
研究対象にされ、差別され、将来の可能性を奪われたサーミ人の少女は、優性思想を…
生まれは選べない。
伝統と偏見のしがらみからの解放と贖いの話。
前半はエル・マリャ、後半はクリスティーナの話。ラップ人として生まれてきてしまった以上前半も後半も謂れのない苦しみにあう。前半の人身売…
主人公のエレ・マリャは、スウェーデン北部のサーミの少女。当時、サーミは迫害を受けており、エレ・マリャも自分のアイデンティティを否定されるような経験をする。
彼女は、外の世界への憧れとサーミとい…
先住民族の幸せとは何なのだろうと思った
主人公であるエレ・マリャが「ラップ人」として蔑まれ、自分の故郷を否定されることに最初は反発していたが、やがてサーミ人である自分自身を否定し偽る様子が見ていて…
スウェーデン北部の遊牧民族サーミ人の少女を軸に、少数民族への差別迫害が描かれる。
今作で描かれるサーミ人への差別は残酷非道な暴力によるものではなく、絶滅危惧種を保護してあげるかのような上から目線。そ…
(C)Sophia Olsson