TomomiMaria

シネマ歌舞伎 阿古屋のTomomiMariaのレビュー・感想・評価

シネマ歌舞伎 阿古屋(2015年製作の映画)
3.5
月1シネマ歌舞伎4回目は坂東玉三郎演じる「阿古屋」。
まだまだ歌舞伎初心者なのに下調べしてから見るのが好きじゃないのでぶっつけ本番で見に行ったら、長唄・浄瑠璃中心の「歌劇」に近くて、言葉が分からず(日本語なのに~!)。

あらすじは、 平家滅亡後、源氏に追われる平家の武将の行方を自白しろと迫られる遊女(玉様)が知らない知らないとシラを切る。
嘘をついてるならば音が乱れるはずだ、として 琴、三味線、胡弓の三つの楽器の演奏をするように迫られるも、見事に奏でてみせる、という、かなりシンプルな話…というのは帰ってから知りました。
確かに場面は全く変わらなくて登場人物も三人、セリフはほんの少し。
これは、話を楽しむというより、邦楽や着物、鬘という日本の伝統的な芸術、古典芸能を楽しむ舞台だったんだな~と思いました。

一つ一つはため息が出るほど素晴らしかったんですが、いかんせん、場面が全く変わらずにずっと長唄を聞いてたらね…

ハッ今、寝てた(゚◇゚)

とびっくりすること数回。
三味線から鼓弓にいつ変わったのか全く見てなかったし、、、

美しい舞台で、見て良かった~!と思いますが、個人的な好みではやはり江戸文化を見せる話が好きなので、評価低めです。
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