このレビューはネタバレを含みます
「ありがとう。けど、云わん。」
この台詞が大好き。
友情というか、本当に家族みたいな絆が見えてすっごく好きなシーン。
作品の中の色んなことが本当にリアルで、芝居もロケーションも、物語の設定も何もかも。
だから、主人公の旭の痛みや苦しさを感じるし、旭の親友の洋人の海みたいに広い心と優しさに救われる。
血が繋がってないけど、旭と洋人はかぞくだ。
婚約者の佳織とは結局破局してしまうけど、
きっとああゆう状況でも相手を思いやれるかどうかが結婚だと思うし、その辺も凄くリアル。
婚約者や恋人が、いつもと違うとか、最近わけわかんないなとか思う時に相手を疑ったり自分の気持ちをぶつけるのでは無くて、思いやれる心の広さや優しさを持てるようになりたいと思った。
旭と洋人との関係に憧れた。
ああゆう友達がいたらなぁ、と。
とにかく、いい映画。