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ハローグッバイのnaのレビュー・感想・評価

ハローグッバイ(2016年製作の映画)
4.8
キネマイクスピアリ作品にて。
友達ってなんですか?っていうサブタイトルに惹かれて観ました。
最初のお花のカットを観て、ああこのカット好きって思って。
階段も美しい景色も学校も、静かに確実にそこにあって、記憶に残る情景描写。
全体的に雰囲気がとても好きだなあと感じた。
ストーリーは、どこかにありそうな日常を切り取ったような感じで終始心地よかった。
高校生独特の仲間意識やある意味仲良しごっこみたいな帰属意識。特に女子にはあるなあと思って観ていました。
私たち友達だよね?って言ってる時点で本当の友達ではないというか。本当に友達だったらそんな言葉は必要ないし、心を許せる相手なら自分の良い部分も悪い部分もお互い理解できるものだと思うし。
高校生ならではの危うくて繊細で複雑な感じがすごく良かったし共感できた。
女子グループの中でも華があって目立つような子と地味で真面目なクラス委員長。
普段は関わらないような相手だけれど、ひょんなことから関わっていっていつしか本当の友達になっていく、のだろうなと。
卒業しても会い続けている人がきっと本当の友達。そこまでの描写はなかったけれど。
主演の2人がとても良かった。可愛かった。
萩原みのりちゃんは初めて観たような気がするけどすっごく可愛かった。
もたいまさこさんのおばあちゃん役もとても良かったなあ。
ピアノをバックに手紙読むところはホロっと泣いた。
メロディーが素敵で、エンドロールで流れて最高って思った。見終わった後も耳に残って心地よかった。
後味良かったです。
高校生のキラキラした青春ものではないけれど、穏やかで心地の良い素敵な映画です。
とてもおすすめ。