ハローグッバイの作品情報・感想・評価 - 18ページ目

「ハローグッバイ」に投稿された感想・評価

先日観た韓国映画「わたしたち」を観て、小学生のころは、小学校から半径1,2km以内の世界がすべてであるということを思った。しかし、本作のように高校生になると視野が広がっていく。

その視野が広がっていく中で二人の主人公が出会ったのが、認知症のお婆ちゃん。高校生になってもやはり精神的な部分では幼いし、経験もないので、全くの他人に接することで気づくことがある。水と油のような正反対な主人公二人だが、最終的に学校での友情関係ではなく本物の友情を得る。

ということで、女子高生向けなのかと思いきやそうではない、どの世代にも向けた作品になっています。

音楽は画面を観ながら、即興でピアノを弾いている感じがとても自然で、撮影も素晴らしい。キャスティングも映画が作られる前から主演が決まっているというありがちな邦画の制作スタイルではあるが、どの人物も全く違和感がなく集中してみることができた。

残念だったのが、階段を上るシーンがやたら多く、途中で何がやりたいのか解ってしまったこと。
kam

kamの感想・評価

3.7
優等生キャラの委員長と女子高生らしくチャラいはづき。全くキャラの違う2人は、人には言えない心の闇を抱えていて…もたいまさこ演じる痴呆症のおばあさん悦子との出会いをキッカケに2人の交流がはじまる。

主演二人の演技がすごく良かったです!
お互いをちゃんと理解し合える友達になれるかもしれない。でも、打ち解けられない。

はづきがとる葵(委員長)との関係性がもどかしい!高校という閉鎖空間の中での立ち位置を無くしたくないという思いと、いつもの仲間との距離感が開いていく感じ。あーもどかしい!笑

あまり長くない映画ですが、こういった雰囲気の邦画はこれくらい分かりやすく短い方な中だるみなく見れて良いと思います。
み

みの感想・評価

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好きな映画。
主人公の2人が綺麗。もともと綺麗な2人を監督がさらに綺麗に撮るのがうますぎ。
FumikaToda

FumikaTodaの感想・評価

3.9
自分が幸せに生きてこれたからこそ、人の幸せを願える。たしかに自分が幸せな時って人の幸せを自然と喜べるなってこの歳になって私も感じられるようになった気がする。
学生の時って、周りの目とかどういう立ち位置にいるかが全てなっちゃうけど、はづきは本当に大切な事に気づけたんじゃないかなって思う。勇気を持って欲しい。
KKMX

KKMXの感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

甘酸っぱい小品かな、と思って観に行きましたが、いい意味で裏切られました。しなやかで強い、観応えある素晴らしい作品。

一番印象に残っているのは、おばあちゃんの手紙の真実が明かされるクライマックスの場面です。ラブレターかと思いきや、友情を伝える恩讐を超えた赦しの手紙!ある意味最高のラブレターとも言えます。
シュローダーヘッズのピアノ、もたいまさこの朗読が相まって、本当に特別なシーンでした。深く深く心に刻まれ、震えるほど感動しました。

友情の描写も真を突いているように感じました。
はづきと葵の2人はつるむような友人関係にはならないけれど、その瞬間は確実に友情が存在していました。それは2人にとって確かな手応えがあり、かけがえのない体験になったはず。
特にはづきにとって、妊娠検査後に葵が寄り添ってくれたことは宝物となるでしょう。それが例え一瞬の交錯であっても、遊び仲間とは一線を画した関係です。
また、成長した葵が魅力的。ポニーテールにして自首し、停学後もビシッと登校する葵には誇り高く凛とした美しさがあります。

友情の話なので、はづきと葵の友情の対比として、はづきの友人グループが描かれています。
このようなグループのつきあいは、友人関係というよりも学校生活に適応するための仕事のように見えました。場の空気によって友人的振る舞いを強いられる印象で、義務に近いのでは。義務といってもかなり狭い世界への適応なので空虚なものですが。
SNSの言葉が音声となりはづきを押し潰そうとするシーンは、無意味な仕事をし続けて参ってしまったような印象。葵との友情と友人的グループの対比は、友情の厚さ・薄さではなく、意味の有無・価値の有無を表しているように感じました。

セピアがかった映像と、極上のピアノの旋律。
(テーマ曲『手紙が届けてくれたもの』は、菊次郎の夏のSummer に匹敵する名曲!)
実に品のある美しい傑作でした。主演の2人も美しい。時間も比較的コンパクトで、間延びも感じませんでした。短いけど、無駄がなく映画としてとても洗練されている印象です。
そして、シュローダーヘッズの音楽は以前から聴いていましたが、姿は初めて見ました。あまりにも男前でビックリ。今後も俳優イケますね。
和夏

和夏の感想・評価

4.5
SNS、性の早熟化、ひとり暮らしの認知症など現代社会の特徴の一部を映している。
その中で、時代関係なく共通していると感じたのは、人間関係の難しさ。伝えたいけど勇気がなかったりタイミングにこだわり過ぎたり何と言えばいいかわからなかったりして話ができず、正解がわからない。そんな壁に苦しんでいる女子高生2人がリアルでお見事。そんな2人が、認知症になる前のおばあちゃんの想いを伝えようと頑張る姿も素敵だった。性格というかタイプが違うけど、お互いの弱いところや心の叫びをさらけ出し、最終的にはお互いを受け入れて協力し合うところも目には見えない絆を感じた。
淡々とストーリーが進むけど、考えさせられるし、なんだかグッときた作品。想像以上によかった。女性の方が人間関係が複雑化しやすいので、女性にオススメかも。
マリコ

マリコの感想・評価

4.0
ものすごくヒリヒリするあの上滑りした女子特有の空気感を久しぶりに目の当たりにして、少々苦々しい気分になってしまいました。女子怖いわ…
一人になるのが怖いはづきと、一人でいるのが辛いあおいを、えつこさんが繋いでくれたんだろうな。ラストシーンの、何かすっきりしたようなはづきの表情がいいです。
popepo

popepoの感想・評価

4.5
女子高生の繊細さが瑞々しく描写されていて、出ている役者さんも味わい深かった。音楽も絶妙だった。
これは単館で細々やるレベルの映画ではないと思う、というかそれじゃいけない。
主演の子二人の演技が見事だし、何より醸し出すオーラが凄い。
それだけで多くの人に見られるべきだし、この二人はもっと多くの人に見つかるべき。
嫌らしい部分も隠さず、人物描写が非常に上手くて、ストーリーに特段目新しい事は無いが映画としてもほぼ文句はない。
一つだけ、“思い出の曲”がちょっと悪いダサさというか、妙にこなれたプロっぽい作りの曲なのにめちゃくちゃありきたりで覚えにくい曲だったのが無理があったな。
それ以外は完璧な映画だったと思う。
普通に泣いたし、周りもみんな泣いてたし、「今年見た中でおすすめの映画は?」ってきかれたら一番教えてあげたい映画かも。
こんな若手がゴロゴロいる日本映画の将来は本当に明るいと思う。
miyabi

miyabiの感想・評価

4.0
泣かせてくれました。
女子高生の 表面上だけの 仲良し4人組?前の彼氏は 友達の彼氏?少し浮き始めてる はづきと、学校では 優等生で 委員長で 友達はいない、家でも父は海外 母は医者の葵、絶対に接点の無い二人。ひょんなことから 徘徊中のボケ老人と知り合う。
若い娘二人を 上手に導き、ボケ老人を 演じる もたいまさこさんが 流石に 良いわ!