ハローグッバイの作品情報・感想・評価 - 28ページ目

「ハローグッバイ」に投稿された感想・評価

Ken

Kenの感想・評価

4.5
人生いくつになってもあきらめちゃいけないって思わされる。そしてそばにいて欲しい誰かがいればいい。久々にからだの中からあったかい感情が生まれた。だから映画はやめられない。
とっても良かった。

印象的な所は何点かある。
まずは物語の中で重要な位置を占める長い階段のショット。ここから何かが始まると言わんばかりに何度も同じ位置からショットを重ねる。水平線上には何もないかのような、都心の中でこの場所だけは特別なんだと、さも錯覚してしまいそうな刷り込みが、スチール写真のあのシーンで爆発してしまう。
次に花壇を映す場面。理科室の天井が手鏡の反射光に照らされるわけもなく、花壇の前で茫然と立ち尽くす萩原みのりを見て、冒頭のシーンでのガラスに映る久保田紗友の悲しそうな佇まいが思い出される。
最後に久保田紗友が萩原みのりを説得する場面。ピロティ空間を捉えたカメラの中心に、吸い寄せられるかのように収まる久保田紗友の背中。すごく力のあるカットだった。

今作品はスクリーンの外側で起こるような事柄を丁寧に描写しているような印象を受けた。三宅唱監督といい、こういった監督にはどんなテーマでもいいからとにかく作品を量産してもらいたいものだ。
8bit

8bitの感想・評価

3.7
友達、家族、恋人…。
この世界には様々な言葉があふれているけど、人と人との繋がりを表す言葉が少なすぎる。

いつも学校やLINEで「うん、全然大丈夫」とか「いつでも相談にのるよ」とか「うちら味方だから」とか、そんな上っ面の言葉だけでつるんでいる存在。
時には本音でぶつかり合いながらも、お互いを信頼し、心許しあえる存在。
このふたつ、正反対の意味を持つ存在なのに、どちらも「友達」という言葉に括られてしまう。

人と人との関係ってそんな単純な言葉で片付けられるものじゃないのに。
この映画はそんな素朴な疑問を投げかけてくる。

クラスメイトでありながら、お互いほとんど接点のなかったふたりの女子高生と、認知症を患った老婆が偶然に出会い、同じ時間を過ごし、同じ歌を歌った。
見ず知らずの他人ではなくなった彼女たちの関係をいったいなんと表現すればいいのか。
観終わってからずっと考えていたんだけど、残念ながら当てはまる言葉が見つからなかった。

すでに老婆はふたりの存在を忘れ、彼女らも明日から学校ではお互い話しかけることも無いのだろう。
でもあの歌だけは心の中でしっかりと繋がっている。
会話がなくとも、ふたりの間の何かが変わったことがわかるラストシーンの余韻がとても清々しかった。


一見快活で楽しそうに見える女子高生グループの実態とか、孤独な優等生の抱える闇とか、認知症のシビアな現実などの描写を盛り込みつつ、
老婆の初恋の人さがしのちょっとしたミステリーっぽさもあって、女子高生と老婆、それぞれにとっての〝青春映画〟になっていました。
泣けるんだけど必要以上に感傷的ではなく、あくまで「友情」の物語であり、タイトル通りの「こんにちわ」、「さようなら」の物語になっていたのも良かったです。
老婆を演じた、もたいまさこさんの演技にはとにかく心打たれました。
氷

氷の感想・評価

4.0
現代の女子高生を表しているのか、と、懐かしいような、違う世界のような。
萩原みのりちゃんと久保田紗友ちゃんのお顔が美しいこと。
美しく、甘酸っぱい、良い映画を観たな。
お話だけで見るととってもチープなんだけど、かなりの良作でした...
これが演出の力なのか??

思わぬ拾い物をしました
COUNTRYMAN

COUNTRYMANの感想・評価

3.9
JKってだけで甘ずっぱいのにこんな友情ドラマ見せられたら涙のせいで甘じょっぱくなるだろ!スイカに塩降るとむちゃくちゃうまくなるのと一緒だろ!!この夏観に行くしかないだろ!
nancy

nancyの感想・評価

3.3
こんにちは、さようなら。
いつもの何気ない挨拶は日々の生活に散りばめられている。「友達」とのこんにちは、さようなら。「昔の好きな人」とのこんにちは、さようなら。「大切なあの曲」とのこんにちは、さようなら。たくさんのこんにちはとさようならは、明日もまた繰り返される。
YS

YSの感想・評価

3.8
2017/7/15
配給 アンプラグド

傑作でした。
男性監督とは思えない繊細さと女子の生々しさ。

妊娠話で、赤ちゃんとハローグッバイかも?
木野花さんに会えて、えつこさんの過去を知れたと思いきや、事実を知って、別れと出会い。
手紙の真意を知り、その事実と自分たちの本当の気持ちに気づく、
様々な〔こんにちわ〕と〔さようなら〕に魅了されました。

そして萩原みのり。
物凄く魅力的な女優です。
うちから出てくるものが全部スクリーンに出てた気がします。
綺麗な役じゃないけど、透明感あって魅了されました。
osa

osaの感想・評価

-
女子高生パートで描かれる女の子達の腹の探り合いとか、やりとりが正直子供っぽすぎる気がして、、ここまであからさまにやるこんな感じのことって、世の女性達は中学生ぐらいには卒業すると思うし、やるならもっと上手くやる。なんかそこがずっと引っかかってて、いい話なんだけど、なんだけどなぁって。
asako

asakoの感想・評価

4.2
よかったなぁぁ。
2人の高校生が、2人ともよかった。
学校では交わることがないタイプの違う2人だけど、2人とも正直で真っ直ぐ。
心のままに悩んだりそれたり潔く動いたり笑顔になったり。
どちらも青春感がよく伝わってくる。
そして可愛い!

そこの真ん中に絡んでくるもたいまさこ。もたいまさこが絶妙すぎる。唯一無二すぎる!
おばあちゃんが2人の女の子を素直にさせたんですね。。

こんな泣くとは思ってなかったけど、あのシーンは泣けましたぁ〜。ハンカチなしでは見れなかった。
認知症というベールの奥に隠れてる、えつこさんの本音が、あまりに泣ける。えつこさん、奥ゆかしくていちいちほんとに素敵でした。