ハローグッバイの作品情報・感想・評価 - 32ページ目

「ハローグッバイ」に投稿された感想・評価

Atsushi

Atsushiの感想・評価

4.2
胸がじわじわ締めつけられた。葛藤と後悔、希望が混じり合って絶妙な空気感が漂う、いい映画。
ちろる

ちろるの感想・評価

4.0
大人になって女子高生のころを振り返る。
当時、パンツの見えそうなほど短いスカートで窓辺の後ろ側でばか騒ぎしていた私は、多分はづきの方に近いのだろう。
色々ありつつもその頃の友達とは今も変わらず仲が良くしているけれど、やはりグループとは違うところで、心で通じ合ってる友達が1人いて、彼女は一匹狼ではないけれど自分をしっかりと持つ彼女にはしっくり来ないであろう私たちのグループに、恐らく彼女は敢えて入らなかったのだと思う。

私には窓辺の賑やかな輪の中はやはり楽しくて、そこから抜け出すことが、何かのステップを踏み外す気がして怖かったけど、本当の意味で分かり合えてたであろう彼女とあの時もっと一緒にいたらまた違う楽しさや喜びもあったのかもしれないし、このはづきとあおいのようなファンタジーに出逢えてたのかもしれないと思うと、何か大切なものをこの時代に置き忘れたような気がしてならない。
だからはづきに昔の自分を、そしてもたいまさこ演じる悦子さんの会いたかった高校時代の友達に将来の自分を重ねながら、ラストの音楽にどうしてもカタルシスを感じてしまい映画館を出てじわじわと心を刺激してすごく時間差で涙がでてしまった。

ちなみに21時から上映だったこの作品の会場は驚くことに中高年の男性が多かった。
女子高生を通り抜けた女の心を刺激するであろう本作品になぜ男性が多いのか不思議に思って一緒に行った主人に聞いたところ、面白い答えが返ってきた。
「おっさんも実はちゃんと女子高生を通過したいけど、その消化の仕方が分からない。
大林宣彦、岩井俊二、園子温、クドカンその他大勢の監督たち。
そして大槻ケンヂ、みうらじゅん、、しかるべき時期に女子高生をちゃんと通過出来なかったクリエイティブな人たちはみんな「作品」という形でで各々の女子高生や少女というものを消化するけど、俺のように作る側じゃない人間はそういう人たちの作品を観ることで少しずつ消化し続けるんだよ。」って、、
(↑多分通過って堪能してないって意味でしょうか?笑
もちろん映画館の中には女子高生をちゃんと通過したであろう男性や純粋に映画ファンの方もいるのであくまでも主人の鬱屈した精神による偏った意見です、、、すみません。)

色々な意見があるかもしれないけどそれでも監督自身は主人の言うところのそれだったのかもしれない。
ただ、大林監督や岩井監督の描く実在しないような幻想の少女でもなく、園子温監督の描く白いパンティ見せて男を蹴り上げる女子高生でもなくて、女子高生をずっと見つめてから女子高生を自分に投影させ、綺麗なままリアルに描いている感じ。
はづきの、そしてもしかしたらあおいの、そして悦子さんにも乗り移りながら描き切ったのが伝わる優しい目線が印象的だった。
SMEの映画ということで、SME所属の俳優宣伝用として薄っぺらくなる可能性もあるこの種の作品ですが、シンプルなプロットでありながらも止まっていた時計をふと動かしてくれるような体温の感じられる良作だった。
もたいまさこさんの演技が上手すぎると改めて分かる作品
主演の2人はまだまだ未完成だけどそこがまたこの映画の良さだったりする
ここ数年観た映画の中ではかなり良かった作品だと思う
creamp

creampの感想・評価

4.2
もたいまさこが出てるのでほっこり系かと思いきや、意外と高校生のちょっとした闇の部分を描いていたり、泣ける恋愛要素もありで、楽しめる内容だった。
はづき達みたいなグループあったし、葵みたいな子もいたなーと高校生の描き方が割とリアルだと思った。
もたいまさこはおばあちゃんというには若いように思えたが、大事にしていたあの手紙、あの曲の意味が分かった時には涙が溢れた。
上っ面だけの付き合いは虚しい。心から想える友達や恋人の存在はとても大切で、その人とずっと一緒にいることはなくても、いつでも心の支えになってくれるんだなと、なんとなく優しい気持ちになった。
2017年145本目
まここ

まここの感想・評価

3.8
とりとめて、何が残ったかって言われると難しいんだけど、ラストのあおいとはづきの表情はとても印象的で綺麗だった。

伝えることの難しさや苦しさ、時に感情的になるけど優しさが静かに溢れている。
本音を言えるということ、受け止めて理解してくれる相手がいるということ、それがどれだけ幸せに繋がるか。想いを打ち明けるのは怖いけど、どんな形でも届けることに意味があるのだとヒシヒシと感じた時間でした。
nonzk

nonzkの感想・評価

4.4
夏の鬱々した暑さを感じない、なんて過ごしやすくて涼しい映画なんだろう

身体に溶け込んでいくような満足感。
沁み渡っていく音楽は勿論、棘ついた精神でさえ高校生の時の自分を思い返してユラユラと微睡んでいく心の感覚。


花壇に埋めるくだらない仕返しと埋められない孤独
逃げられない遅れる生理と追いつかない心広がる噂

認知症のおばあさんの過去を通して紡ぎ出されていく人生メロディ
選ぶのは自分、導き出すのは未来

ふんわりと優しい空気感の中
少女達の煌びやかさを映像に綴じ込ませつつ、ドキリとさせられる主演2人の喧嘩シーン。
10万円を葵に投げつける冷徹な殺意がとても良かった。反撃の妊娠検査薬を投げつける葵もこれまた、お互い本当痛い所をほじくり合って若さ特有の生きてるエネルギーを感じた。。


風鈴の音が遠くで聞こえるおばあさんを通して本当の友達を探り合ったような気がするハローグッバイ
natsu

natsuの感想・評価

4.0
女子高校生と老女との交わりは、現代のおとぎ話のようだ。

2018年7月21日
2回目鑑賞
makkon

makkonの感想・評価

3.4
若者と老人という組合せはよくある感じではあるけれども、主演の二人はそれぞれ役にあったタイプの美人さんで、スクリーンで見てて美しく初々しさもあるけど、まだ不安定さもあってその未完成さがいい感じに映画にはまってた。二人に入るもたいまさこさんの認知症のおばあさん役の演技がとてもよかった。
劇中曲も印象的で、カーテンとか屋上とかベランダのシーンの影響かなんかそよ風が吹いている感じのする映画だった。
なつき

なつきの感想・評価

4.3
無防備にめちゃくちゃ良い映画を観てしまった。サラサラ淡々としてるのに最後は泣いてた。行動動機が唐突とか女の子を美化しすぎとか斜に構えたツッコミが最後には関係なくグッときた。トゲトゲした青春の輝き系オシャレ映画だと思ったら(そういう面もありつつ)、人間の話だった。
便所飯

便所飯の感想・評価

3.3
SNSの評判を見て駆け込みで鑑賞。
丁寧に紡がれた作品という印象。とはいえ行動の動機が甘い気がした。パッと見ただけであそこまで強引に他人の過去に入っていこうとするかね。
最後のピアノもまぁまぁあざとかったな。