いち麦

グローリー 消えた腕時計のいち麦のレビュー・感想・評価

グローリー 消えた腕時計(2016年製作の映画)
5.0
東京国際映画祭2016にて鑑賞。
鉄道保線員の慎ましい生活と、恐らくは公私ともに自分の我が儘を通し続けてきたであろう不快極まりない女性大臣の将来。映像がさりげない仕草を捉え人物描写、吸引力が半端ない。エンドロール後に被る音が想像を掻き立てる。

クリスティナ・グロゼヴァ&ぺタル・ヴァルチャノフ両監督+主演マルギダ・ゴシェヴァのタッグは、前作『ザ・レッスン 授業の代償』も突き放す様な人物描写が身震いするほどだった。期待通りで大満足。
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