りょーこ

グローリー 消えた腕時計のりょーこのレビュー・感想・評価

グローリー 消えた腕時計(2016年製作の映画)
3.8
ひたすら不愉快

人を道具としか思わず自分の思うように顎で使ってきたキャリアウーマンに人生を台無しにされる真面目なおじさんの話

こうして真実って揉み消されていくのだな、と思った。

淡々としてBGMもほとんど無い中で進む胸糞ストーリィは、なかなかに精神にきます。

真っ暗ながら軽快な音楽が流れるエンドロール。
そこでは一体何が起きているのか………



真面目な鉄道保線員ツァンコ。吃音症気味。

ある日、線路に落ちていた大金を警察に届ける。
すると、運輸省広報部ユリアが、彼を勝手に呼びつけ勝手に取材して、英雄に仕立て上げた。

しかしそこでユリアは、彼の宝物である腕時計を紛失。
さらに職員による燃料抜き取りがある、という訴えも黙殺。

そこでツァンコは、ジャーナリストを通じて真実を公開するのだが………



たかが腕時計
されど腕時計

おじーちゃんの腕時計から政治の世界がひっくり返る痛快作品!かと思っていたのに、とにかくひたすら不快でした。

ユリアがあまりにもなクソビッチなので、胃が痛くなる。
それ以外の人間も、見た目が浮浪者みたいで吃音症もあるツァンコをバカにして笑って、とても不愉快だった。

最後の最後、エンドロールが終わって初めて一息つける。

胃がムカムカすること必至の良作でした。