夢、というより記憶に潜って手掛かりを見つけて誘拐犯に迫っていく話。インセプションというより、記憶探偵に近い。
話が二転三転し真犯人がなかなか分からないような作りになっていたのはよかった。
主演のコ・スが誘拐発生前後で別人に見えるくらい体つきが違ってすごいと思った。
あとムショ帰りのオッサンがかっこいい。
現実?夢?というような展開が無かった、カーチェイスシーンがなんとも間の抜けた感じだったのが残念。
明晰夢の副作用で脳がヤバイ、みたいな設定に何の意味があったのか謎。命をかけてでも息子を助ける強い意志を描きたかったのか?
クライマックスの描写は、本来描きたかったスケールと予算が釣り合ってない感じがビシビシ伝わってきた。
夢ハッカーの彼はどうなったのだろう。