のこりん

立ち去った女ののこりんのネタバレレビュー・内容・結末

立ち去った女(2016年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

2018年の映画始め。
長尺ならではのジワリ感。一見無駄と思われるシーンのシーン無さ。単純なストーリーだからこそ浮かび上がるもの。モノクロもすごくあってた。一部分を除いて固定されたカメラでアップもなく、顔の表情がほとんど解らない。何が起こっているかわからないから目を凝らしながら観る。茂る植物の輪郭がやけに生々しい。聖母と復讐の鬼が同居していた主人公の心は果たして救われたのだろうか。
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