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立ち去った女のacottのレビュー・感想・評価

立ち去った女(2016年製作の映画)
4.0
主人公は50代と思われる女性。刑務所での労働シーンから始まる。無実であることが証明され30年ぶりに釈放されるが、家族は離散、自分を嵌めた黒幕への復讐を果たそうとする。
復讐のため社会の底辺に隠れながら情報収集をするも、関わる人々にはそんな悪意を抱えているとは思えないほどの優しさ、ほどこし、赦しを与え続ける。自分が釈放された幸運は神によってもたらされたと感じているからなのか。
映像もソリッドですごかったけど、特に音の表現が良かった。場面場面で一つの音に焦点を当てることで、主人公の孤独を演出しているように感じた。

アルベルト・セラ「お前は誰だ?!」特集上映にて。