立ち去った女の作品情報・感想・評価・動画配信

「立ち去った女」に投稿された感想・評価

あぺ

あぺの感想・評価

4.1
意外にも人の暖かみがあった
サタンタンゴみたいな神秘的な話ではなかったため、スンナリ入ってくる
さき

さきの感想・評価

-
長すぎて挫折
Ichiro

Ichiroの感想・評価

4.1
筋書きはサスペンス調だが、味わいはロードムービーに近い。人々と出会い、会話が続いていく。それに淡々と耳を傾ける。完全に引き込まれ、4時間近い上映時間もあっという間だった。教誨のシーンが特に味わい深い。
砂

砂の感想・評価

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長大な上映時間、白黒の長回しで知られるラヴ・ディアス。
本作も3時間48分と長く、しかも淡々と固定カメラの長回しであるのだが、そこまで長さは感じなかった。むしろ映画の構成上、この長さがちょうどいいと感じたくらいだ。

冒頭で読み上げる話が本作そのものを物語っており、閉じた思考の中での緩やかな円環構造となっている。コントラストの強い映像同様、富と貧困、罪悪感と赦し、などのいわば光と闇という二項対立によってゆっくりと登場人物たちの心情が映像を持って語られる。
必要以上の説明はないし、重要なシーンであるロドリゴ殺害シーンすら劇中では事後のこととしてボケたピントで現場付近が写されるが、時折挿入される誘拐のニュース、退廃した貧民街など全編を通してどこか暴力の影のようなものが付きまとっている。

まるで聖母のごとき施しと優しさを弱者に示し、自身も赦しをえていくホラシアだが、その間も復讐の機をうかがったり時に暴力性を発揮するなど、二項対立では簡単に割り切れない人の奥行きが浮かび上がる。
これらが円環としてじっくりと自然な感じであらわれるためには4時間という時間も適切であるように思えた。一か所、手持ちカメラになった辺りは唐突なカットで疑問があったが、あれはどういう意図なのだろう…?

フィリピンという国ながら、主題が罪と赦しであることや映像から温度感と色をそぎ落としているためなのか、どこか西洋的とも東洋ともとれる、不思議な無国籍感が漂っている。
尺もあって細かなところは書ききれないが、また新作など出たら観ようと思う(確実に長尺であるだろうけど)

このレビューはネタバレを含みます

冤罪で30年間服役した女

囚人仲間の自供により明かされる黒幕
復讐と息子探し

悪魔を見るホームレス
自暴自棄なゲイ
情勢の悪化 多発する誘拐事件

卵売りのおじさんの「明るい人がいない」という言葉が辛い😢

重たい表現と世界観が
ベルイマンやタルベーラを思わせる‼️
goslinK

goslinKの感想・評価

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長すぎて挫折。
こいそ

こいその感想・評価

4.5
あらゆる情報の出し方がうますぎる 定点映像のどこにも無駄なものがない スローシネマという方法が考えることを心地よく促してくれる 悪意か善意かではなくとにかく人間が在る
上旬

上旬の感想・評価

5.0
あっという間の四時間だった。苦しみも優しさも全て含めて人生であり、安定を求めるほどに崩れ、死にたいと思うときほど生きる理由が見つかってしまう。

ほとんど固定カメラの長回しからなり、効果音もない。白黒で刑務所や貧困層の風景を写しているのになんだこの美しさは。そして画面から滲み出してくるこの哀しさはなんだ。

画面に映る全ての人やものは美しく、哀しい。

復讐という目的を掲げながら無関係の貧困層の人々に施しを与えるホラシア。その姿はまるで聖母マリアの如くである。しかし彼女は聖人か?

それは違う。そもそもの目的は復讐であるし、時には暴力をふるい汚い言葉で罵る。でもそれが人間じゃないのか。

全てを手に入れることができないのが人間ではないのか。
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