WestRiver

ディザスター・アーティストのWestRiverのレビュー・感想・評価

3.8
「史上最高の駄作」と評され、カルト人気を誇る「ザ・ルーム」の制作秘話に迫った作品になります。
トミーウィゾー監督役にジェームズフランコ、その友達のグレッグセステロに弟のデイブフランコが起用されてます。

観たらもうそのイカれっぷりに驚きますが、まず演技も脚本も映画製作も全くのど素人が、情熱だけでイケると確信してしまい、どっから湧いたのか分からない大金を使って映画を作る事になるので、当然現場は大混乱です。
監督本人は純愛物を描いたつもりだったのに、試写会で観客からはコメディのように受け取られてしまい、彼のプライドはズタズタになります。

でも、本人の意図とは異なり意外にも観客に受けたので、ネタ映画として今でも愛されていく事になります。

いくら想いを込めて作っても、第三者の反応が全てです。どんな結果になろうと自分の作品を愛してやらないといけないですね。

経験の大切さ、計画の大切さ、そして自分の行動言動に責任を持ち胸を張る事の大切さ等が学べる、良い映画でした。

僕もこの映画、めちゃめちゃ見てみたい!
WestRiver

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