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ライフのminorufukuのネタバレレビュー・内容・結末

ライフ(2017年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

火星で発見された生命体のサンプルを確保した6人の宇宙飛行士は宇宙ステーションで生命体の分析を開始する。やがてヒトデ大に成長したその生物は研究ラボを脱出して人間に襲いかかるのだが…という話。
公開日初日初回に鑑賞。

ストーリー展開はまんま「エイリアン」を連想させるものなのだが、宇宙空間の映像や科学考証が昨今の「ゼログラビティ」などに近いクオリティのため別物の印象を受けた。生命体はでかいクリオネっぽい見た目で小さい時はそこまで恐くはないのだが、巨大化するにつれてかなり不気味に。この手のSFの怪物にありがちな特殊な能力は無いが、知能と学習能力が高く素早いので宇宙ステーションの隙をついて人間を攻撃してくる。緊迫感が途切れない作品だった。宇宙飛行士たちが善人揃いで、仲違いによる混乱が起こらないのは今風だと思った。絶望的なラストとは思ったが、地球の軍事力ならなんとかなるのでは?とも感じた。
大好きなジェイク ギレンホール目当てで観たのだが、彼にしては割と普通の人格者な役柄。日本からは真田広之が出演していて、メインの登場人物が6人しかいないので出番もセリフも多くて存在感があった。
初日なのに観客は少なめだったなあ。
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