次から次へと起こる非常事態に目が離せないノンストップパニック。
火星で発見された未知の生命体カルビンとの接触に歓喜する宇宙飛行士たちが一変、数分後には6人の宇宙飛行士が一人また一人とカルビンの餌食となり減っていくパニックホラー。
閉鎖的宇宙空間で逃げ場はないのはもちろんのこと、脅威的な殺戮本能を持つカルビンを地球に絶対に届けてはならないというクルーたちの焦りがこちらにも嫌というほど伝わってくるので落ち着いて観ていられません。
まさかのライアン・レイノルズ。まさかの展開。常に事態は最悪な方向へ向かうので視聴者に休む暇を与えずエンディングを迎えます。
ある意味期待を裏切らないオチで、次回作は作らないでくれといったかんじです。(悪い意味ではないですよ。)
SFを観まくっている人からしたら新鮮味はないかもしれませんが、単純に楽しめる映画だと思います。 気付いたら見入ってしまって息をするのを忘れることがあるかもしれませんが、真田広之が劇中で「呼吸しろ」とアドバイスをくれるので実践しましょう。
