火星から帰還した無人探査機が火星の土壌から採取した火星の微生物を発見。宇宙を旋回するISSの乗組員のデビッド、ミランダ、ローリー、ショウ、ヒュー、エカテリーナは、火星の微生物をカルビンと名付け、地球に持ち帰ろうとしていた。
しかし、育成の最中、問題が発生。カルビンは急成長した上に生存本能で乗組員を襲撃。
危険生物と判断し、乗組員たちはカルビンを排除しようと試みるが....
超絶に大好きなベン・スティラーの「LIFE!」と題名は一緒だが、全く真逆で似ても似つかぬとんでも作品だった。
逆の意味で人生って....と考えさせられる。
カルビンのデザインは正直微妙で自分はあまり好きになれなかったが、人間の殺し方はすごいエグいながらもスマートなのでめちゃくちゃ頭良くて強いキャラみたいな感じがする！
だが、本作の一番の見所はモンスターパニックにある仲間を仲間と思わず身勝手な行動をするキャラが居ないということ。
言葉だけのスッカスカの「仲間」「家族」では無く、誰もが、「家族」を守る為に勇敢な行動を取る為、ストレス無く見ることができ、人間の絆の強さをも感じられた。
こんなにもモンスターパニック映画で「幸せになってくれ」と思ったキャラクター達は初めてた。
ラストも凄い展開になっているため、テンポの良さといい大屈せず終始楽しめた。
