あぁ!結構面白い!
火星から発見した生命体がISS内の宇宙飛行士を襲い始めた。果たして、彼等は奴を駆除する事が出来るのか?というストーリー。
前半は少し退屈だったが、後半は面白い。あらすじが割とB級臭いのに科学的検証がしっかりなされており、エイリアンの駆除をISS内部ならではの方法で行うものの....作戦がそう上手く行くとは限らんワケです。
無能が足を引っ張るのではなく最悪な事態に持って行くのが良いですなこれ。
だから御都合主義が一切無いしその点ストレス無く観られる。ラストジェダイもそれっぽくやろうとしていましたが、無能と最悪の事態とでは全く違う物ですからね。映画の脚本を書く上ではその辺を履き違えてはいけません。
エイリアンのデザインも派手でもない。でもそれが現実味を引き出していたのが良かったですねぇ。生理的に無理と感じるデザインなのが宇宙人なのに非常に生物的で絶妙です。
後半は面白いのは面白いのですが、特段な捻りがあるかと言われれば無いかなぁ...ただ、終盤のアレはあっ!となりましたね。何てこった....ご察し下さい。そしてそれが気になれば是非観ましょう。あとジレンホールが良い。