僕は映画を観る時、ほとんど中身を知らず観るのですが、もうタイトルバックからしてエイリアンな雰囲気。
話が進んでいくにつれ、やっぱりエイリアンだとわかるw
もうエイリアンってわかったら、その後はずーっとエイリアン。
火星の生命体がどのような成長を遂げるのか、何が弱点なのか?という興味が勝つので、最後まで展開が気になって観ることができますが、終わって見れば… なーんだ、やっぱりエイリアンだった…。という、なんの捻りもないオチ。
もしエイリアンを見た事なければ、それなりに面白く観れると思いますが、エイリアンが好きな人はほぼリブートのような既視感たっぷりの映像に新鮮さは全く感じないものと思われます。(私もその1人)
エイリアンが食物連鎖の頂点に立つような無敵さと、良い役者が揃っていながらもキャラクターに掘り下げが足りず、ただ性別と人種が違う6人という肉付けしかされていない設定に残念さが募ります。
毎回コレ系の話で思うけど、人間のエゴで生命を操るようなことをしてはいけないんだという、この基本的な警告の主張に違いはないんですよね。。
しいて良さを上げるならば、真田広之さんのご活躍!!
エンドゲームでは残念な役回りでしたが、本作はとても好感度の高い役を演じられております。
真田広之ファンならずとも、日本の映画ファンは必見です!