観賞後追記
オープニングからバットマンの登場が本当に素晴らしい!
今までのバットマン映画の中でダントツで1番。ロバートパティンソンの歩きや仕草の表現、特に目に宿った怒りと狂気は流石の一言。
ゴッサムの表現も雨、ネオン、そして暗闇が理想的に描かれてそこに重低音が特徴的な劇伴が乗っかってきて最高の空気を演出することに成功している。
大きな見せ場であるペンギンとのカーチェイスシーンも予告を裏切らない完成度!
例の炎の中から歩み寄ってくるバットマンのシーンの高揚感は言葉にできない。
ただ、この中盤のチェイスシーン以降は正直全然ダメダメだった。
コロナで撮影が延期した影響なのか、プロットの処理が杜撰なのか、そもそもリドラーの謎を解いてバットマンは具体的にどうしていくのか話の推進力が掴みにくい作りだと感じた。
前半凝った撮影が目立っていたのはなりを潜め、駆け足で悪い意味での定番展開や感情表現が続いてしまっている。
マットリーブス監督作はどれもシーンを切り取ると本当に最高なんだけど、全体の一本で見るとイマイチが多い。
シーンやキャラクターだけ見ると最高!
しかし一本としてみるとウーンという感じが
旧スーサイドスクワッドを同じDC繋がりで思い出した。
中盤までは文句なしの傑作、4点超え、それ以降は凡作と複雑な感想
でも
以下、鑑賞前感想
トレーラーが良すぎる
何度も見てしまう
あのトレーラーの最後のシーンを見れただけで
例え本編がいまいちだったとしても許せる
コズモポリス、グッドタイムでロバートパティンソンにハマった身としてはTENETで大作に舞い戻って最高に脂がのった状態にバットマンを演じてくれるのは凄く嬉しい!
期待大!