2回目
吹き替え
繊細なバットマンだから櫻井ボイスバッチリ
石田彰がリドラー過ぎる
ファイルーズの甘い声がファムファタール
千葉繁の抑えた演技良し
ジョーカーの声、そうきたか
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ここまで陰鬱なバットマンになるとは。
しかし原作バットマンが生まれた1939年のような恐慌と戦争がまもなくやってくるかもしれないから、この陰鬱はまさに今ということになる。
最後のアレもメトロポリス・オマージュだし、フィルムノワールだしと戦前のあの空気感満載だ。
最後のアレはメトロポリスだけでなく、産まれ直すことでもあるのか。あの切断は臍の緒?
赤が血という意味あいから見事に反転するラストに、「猿の惑星」シーザーさんを思い出した。朝焼けも希望の赤
血の意味が血統でもあるのが、「猿の惑星」につながる。前の世代がやってしまったことの精算
ヒーローでさえ、vengeance であってavenge ではないというのが、DCなんだな。