映画館がバットケイブになる黒…闇…暗黒…ヒーローであるはずの主人公が狂った悪役側になるカーチェイスには流石にブッ飛んでしまった。
ティム・バートン版以来、最高の“バットマン”映画。白人富豪が持たざる者の「目」を通して暗黒街に飲み込まれていくと、ゴッサム・シティの空虚さと嘘が明らかになる。70年代ネオ・ノワールがデヴィッド・フィンチャーのタッチと融合して「バットマン:ロングハロウィーン」最高の映画化のような力作が誕生していました。
おおよそ2億ドル規模の大作とは思えない挑戦的な企画と黒すぎる映画。大好きです。
本作は完全にオリジナルなリランチ映画ですが、監督が影響を公言している作品を予習/復習作として挙げました。
https://youtu.be/i1vjQoEn0fI
動画でのレビューはこちらです。
https://youtu.be/73dmEi5gkHM