実話ベース、多国籍企業の腹黒い不祥事を暴く社会派告発映画!!
の筈が、何とも煮え切らない展開と結末。
まず、粉ミルクが汚染されていたわけではなさそうで、「汚染された水」で粉ミルクを溶かし乳幼児に与えたことで細菌感染から重篤な病気に罹患し最悪死亡したみたい。後は栄養素不足のようなニュアンスもあったが、それはミルクを薄めすぎたからのようでもあるし、そこらへんも今一つ不明瞭。
元粉ミルクセールスマンである告発者の展開も緊迫感は高まらず、逆に彼側の重大な「瑕疵行為」が発覚し、それで全てがおじゃんになるとあっては、こちらも何を言っていいやら・・・
・・まぁこんな事象がパキスタンで起こったのだと知りえたことに感謝するしかないね。