ピンフまんがん

汚れたミルク/あるセールスマンの告発のピンフまんがんのレビュー・感想・評価

3.4
これは面白い内容でした。日本でも、セールスマンが扱う自社製品が、実はたいしたことはないなんて普通にありますよね。でもここはパキスタン。政治と大企業が癒着、しかも人口爆発の国ですから赤ちゃんが何万人死のうが別に大した話じゃないわけです。終盤、ドイツでの映画化が却下されているのに今こうして映画になってるのは何??ってちょっと疑問。それも含めて別の人が製作しているのか?
中途や東南アジアとかの社会派はリアル感があってどんなテーマでもけっこう見入ってしまいます。
ちなみに、この製品はミルク自体には何の問題もないのですが、問題はお水がきれいな水を飲める一般庶民があんまりいないのが問題になるんですね。ちょっとややこしいですが。
日本では自国製品がブランドなのにこちらでは海外物がブランドとは皮肉です。