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サラエヴォの銃声のobaoのレビュー・感想・評価

サラエヴォの銃声(2016年製作の映画)
3.5
@京都シネマ
えっと…第一次世界大戦のきっかけとなったサラエヴォ事件。そして、1992年から1995年まで続いたボスニア・ヘルツェゴビナの紛争。
映画というものは、本当に勉強になるので、若いうちに観られるだけ観た方がいいということ(わからなくても、それをきっかけで勉強すればいい)と、この歳になってそのことを知らないとついて行けないものなのだという…自分の無知もあからさまになるのでした。サラエヴォ事件ならわかると予習して行かなかった私のせいです…はい。

サラエヴォ事件があった場所から近くの“ホテル・ヨーロッパ”。屋上では100年前を総括するようなインタビューが行われている一方、ホテル内部では賃金未払いでストライキを決行しようと内紛が。ピストルが不穏な空気を醸し出し、その銃弾は今度は誰に向かって飛ぶのかという緊張感を漂わせる。

それらの出来事は人々の立場によって、違った傷跡となって残り、人と対した時に新たな禍根を生む。
当然、すっきりと解決できる物語であるわけもなくて。
よく出来ていて面白かったけど、やっぱり私の無知から意識がちょっと…ほんのちょっとだけ飛びました。