のりちり

サラエヴォの銃声ののりちりのレビュー・感想・評価

サラエヴォの銃声(2016年製作の映画)
-
場所は、サラエヴォ。
第一次大戦の発端となった皇太子が撃たれてから、100年。

同じ100年の伝統を持つホテルの屋上では、その時の話やそれからのことをいろいろな人に聞くということをしていた。
フランスからは、講演に来ていた人が、室内で準備中。
ホテル自体100年の催し物を計画。

しかし、ホテル自体、経営悪化で、2か月給料が出ていない。
これで不渡りを出したら、ホテルは自体立ちいかなくなる。
従業員はストに入ると息巻く。
それを支配人が悪い奴らに頼んで阻止。
したはずだったが、代わりの者が名乗りを上げる。

あれやこれやと起こりながら、支配人の思い通りになるかと思った。
なるんだ~と観ているほうはなんだかガッカリ。

だが、銃を持った2人が出会ってしまい、銃声がホテルを駆け巡る。

逃げ出す人々。
もう誰も客も従業員も残っていない。
最後、支配人1人、ホテルを去った。
100年たって、ホテルは終わった。

こんなホテル続いても意味ない。
100年前と同じ、銃声が響いても響かなくても、そうなるようになっていたのだ。
のりちり

のりちり