これは今年一番震えた作品かも。
女の子同士の仲間意識、そして仲間はずれ。
男の子の喧嘩って殴り合ったらそれでスッキリして仲直りだけど、女の子はそうはいかない…そんな姿をリアルに描いた秀作!
これを観て村田沙邪香の「しろいろの街の、その骨の体温の」という小説を思い出した。
中学の女子グループは上中下があって、その中にもランクがあり、いかに目立たず嫌われずに過ごすかを描いたこちらも秀作です。
この監督はこれが初監督らしいですが、目線の使い方がめちゃくちゃ上手い👁
この作品はセリフより目線や空気を上手く使い分けることで、独特の気まずさを表現している。
弟の存在もいいし、お母さんが最初悪い人かなと思ってたけど、意外によく子どものことを考えているお母さんで安心しました。
ラストの結論をしっかり言わない終わり方もすきです!
僕は男なのでリアルに感じることはできませんが、女性の意見を聞いてみたいですね、、。