Yoshmon

わたしたちのYoshmonのレビュー・感想・評価

わたしたち(2016年製作の映画)
4.2
いつかの記録。
いつかの記憶。

自我も積み重ねた常識や法則もない子ども時代には、物事の善悪は大人以上に鋭く”感じ取る“もの。そして揺れるもの。

僕にも辛い時期があったからよく理解できる部分もある。

ただ僕の場合は小中は良い友達環境に恵まれて、しかし教育機関として決して褒められた環境ではない高校に入学することになってから、それからの三年間は辛いものだった。

本作の2人の年頃では、その「純粋さ」が良くも悪くも危うさを孕んで、もがく姿はなんとも健気。…と今の年齢になって振り返ればそう言える。

「なかま外れ」の本当の辛さは当事者でないと絶対に分からないもの。

マジョリティから敢えて外れるのも、とてつもない勇気が要るもの。

最後の弟くんのナチュラルすぎるワンシーンでトドメを刺されたよ。

本作は、子どもたち頑張ったで賞。