全編通して緊張感が半端なかった。
子供たちの世界を大人の環境に置き換えてみたけど、一言では表せない怖さを感じた。
大人だったら厳しい現実に打ちのめされてその状況に妥協しながら生きていくか、あるいは逃げるか色んな選択肢がある。
しかし子供は自分一人の力で環境を変えるのは無理に等しい
逃げ場がない
まさに地獄。
だがこの作品にはとびっきりのアイテムがある。
かわいい弟の存在。
弟のさりげない一言が価値観や人生観を変えてしまう。
今お前は何がしたいんだ?!と自分に問われた気がした。
心に刺さるとてつもなく重い言葉をさりげなく発する。
この作品が一番伝えたいことは
一人では生きていけないってことなんじゃないかなと俺は思う。
素敵な作品でした。