『さよなら沢田先生』『また一緒に寝ようね』と製作順に観ていくことで当然ながらというか、どんどん上手くなっているなぁと思った。前2作では単純にヘタなだけなんじゃないかと思える登場人物たちの棒読みなセリフ回しもだいぶ減ったように思う。それがいいかどうかはよく分からないが、この映画ではそれか正解だったのかなと思う。
映画の中盤でタイトルが出てくる演出というのはあまり見たことがないので面白かった。タイトルが出てからの大人パート、あきちゃんもなっちゃんも岡田もPOLTAも28歳になってからの話の方がどんどん面白くなっていったなと感じた。終盤のPOLTAのライブシーンつるべ打ちとあきちゃんとなっちゃんが邂逅するシーンが交互に出てくるのは、なんかちょっと微妙に感じたけど。
