りょーこ

なっちゃんはまだ新宿のりょーこのレビュー・感想・評価

なっちゃんはまだ新宿(2016年製作の映画)
4.0
大嫌いで、大好き。

…………おぉ……まさに。

めちゃくちゃ期待値上げられてから観たけど、オススメ通り、これは凄く面白い作品でした!
ラストは鳥肌モノ!!

登場するバンド"POLTA"も素敵です♪
歌詞も歌声も好み~
ギター&ボーカルの愛ちゃんが、大河内奈々子みたいな可愛さと透き通る声でイイ!!!

予想が出来ない展開ではないけれど、見せ方とか設定とか上手かった☆



高校生のあきちゃんは、隣のクラスの岡田君が好き。
でも、岡田君には他校に"なっちゃん"という彼女がいる。

楽しそうに"なっちゃん"の話をする岡田君。
でも、好き。

するとある日、部屋に"なっちゃん"が現れた。
一緒に漫画を読んで、アイスを食べて、「あきちゃん」って呼んで笑ってくれて………



これは、あまりあらすじ書けないなぁ…
とりあえず、まずはご覧下さいませ(笑)

不思議で切なく狂おしい世界。
好きって怖い!
ラブストーリィは瞬間ホラーに転じますね。。

そこに"POLTA"の音楽が加わることで、モヤモヤ居心地悪い気分が晴れるのです♪
即モヤモヤ戻るけど(笑)

タイトルの出るタイミングには驚いたなぁ~

あとはとにかくラストです!
そんな気はしていたけれど、凄いことが起きます!!

で、起きたあとのあきちゃんの変化がねぇ……
あれはヤバいとか凄いとか上手いとかでなく、怖いねぇ……
あの目つき…思い出すだけで鳥肌たつわ……


好きも苛立ちも受け止めやすい、邦画では珍しい作品☆
女性監督だからなのか、監督の思考が合うのか…
面白かったなぁ~

これはオススメです!
りょーこ

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