キッチャン

荒野の用心棒のキッチャンのレビュー・感想・評価

荒野の用心棒(1964年製作の映画)
3.8
 この映画は、ダシール・ハメットによる1929年の小説「血の収穫」に基づいた用心棒(1961)のリメイクです。
 実際、用心棒の脚本家である黒澤明と菊島隆三が著作権侵害で映画製作者を訴えたため、この映画の米国での公開は遅れました。
 黒澤と菊島が勝ち、その結果、この映画の日本、台湾、韓国の世界的な総独占配給権の15%を獲得しました。 黒澤は、この映画から、用心棒(1961)よりも多くのお金を稼いだと言ったそうです。


ジョー(クリント・イーストウッド)がラモン(ジャン・マリア・ヴォロンテ)と対戦するシーンは、ボイラープレートを防弾チョッキとして使用しています。
 『バック・トゥ・ザ・フューチャーパートII』(1989年)でビフ・タネン(トーマス・F)にがこの映画荒野の用心棒を鑑賞しています。
 『バック・トゥ・ザ・フューチャーパートIII』(1990年)でマーティ・マクフライ(マイケル・J・フォックス)がイーストウッドと同じような服を着ていて、彼の名前を尋ねられると「クリント・イーストウッド」と言うのも面白いです。
 
 クリントイーストウッドは、最初の主役だったので彼のキャラクターの衣装は自前でした。
 彼はハリウッド大通りのスポーツショップから黒のジーンズを購入し、帽子はサンタモニカのワードローブ会社から、トレードマークの黒の葉巻はビバリーヒルズの店から購入しました。
 ブーツに関してはローハイド1959年と同じブーツを履いています。
 気合が入っていますね。
 交換用の小道具がなかったので、クリント・イーストウッドは毎晩彼の衣装を家に持ち帰ったみたいです。
 イーストウッド自身が葉巻を3つに切って短くしました。 イーストウッド自身は非喫煙者です。

 この映画に出演するクリント・イーストウッドの提示価格はわずか15,000ドルだそうです。


下記は、ドル箱3部作の説明文章

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%AB%E7%AE%B1%E4%B8%89%E9%83%A8%E4%BD%9C

下記は、ドル箱3部作のビデオ説明


https://youtu.be/OIe4N-ZajR4