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荒野の用心棒のKAZUのレビュー・感想・評価

荒野の用心棒(1964年製作の映画)
3.5
もはや説明不要。映画界の生きる伝説、クリンスイーストウッド主演の西部劇。

黒澤明監督の『用心棒』のリメイクという事は誰もが知るところ。そんな事はどうでも良くて、とにかくイーストウッドの渋沢や格好良さが際立つ。自身のセリフを極力排し、まるで武士のように寡黙で威厳に満ちている。西部劇でありながら、武士道の精神をスクリーンに映している。

過去の西部劇のような、エンタメ要素は少ないのかな。サムライの殺陣のようなものを期待すると、つまらない。周到な戦略論や心理のようなものが根底にある様に感じました。
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