クリーブランド監禁事件をベースに作られた映画、なのかなー？
誘拐・監禁ものなのに、
エログロは一切映さず、女性達がどのように犯人の手に落ち、どう監禁され、救出されたのかまでを描いている。
人ありが良く、話術も巧みで、
会社を経営し、楽器演奏もする犯人アルマンドに寄ってくる女性は多い。
実は自宅の地下室に女性を飼ってるとは知らずに…
破綻した家庭環境で育ったアルマンドは本物の、自分だけの“理想の家族”を作りたかったらしいけど…
結局、暴力で家族を支配した父親と同じことしか出来なかったんですね。
実際の犯人は10年間にも渡り女性達を監禁し、子供を産ませる反面、妊娠すると暴力をふるい流産させたとか。
そんな壮絶さを一切感じないフワフワした映画になっていて、なぜこれを撮りたかったのか不思議でならない。
そしてなぜ自分がこれを見ようと思ったのかも不思議でならない。笑
