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blank13のoden8のレビュー・感想・評価

blank13(2017年製作の映画)
3.2
この作品のある場面で、ハナレグミの"家族の風景"が思い浮かんだの。そしてくちずさんだのよん。するとエンディングが違う方のやけど"家族の風景"だったという…。
こんばんは。思考回路は斎藤工です😪なんつって〜🙄www

おとんと息子の距離感を嗜む作品。正直、面白いとは言い難いが。嫌いではないよね。
ドくずやと思ってた父親の知らない顔。それを葬儀で知るというシンプルなお話。父親と過ごす時間って、案外限られているよね。だからか、父親の正体って知っている様で知らない生き物。特に、父親と息子って不思議な距離感なのかも。その描写は、丁寧に描かれているのでは。

リリーおじたまがいい感じに出汁が染み込んでるのよ。そんなにセリフが多いわけじゃないのに、その佇まいや雰囲気がなんか惹きつけられてまうの。そこには、おっさん特有の気色悪さと温もりが溢れているのよ。嫌いじゃないよね。寧ろ、一緒にタバコを吸いながらお話ししたくなるような引力があるの。

子供の頃の父親との素敵な思い出と苦い思い出。歳を重ねて自分もいろんな経験をして、思い返す過去の父親の姿や言葉。些か、思い出の色が違って見える気がするの。その時の色が、以前よりもちょびっとでも素敵やと。心に陽が差し込む様な感覚になるよね。

男前の創る映画は、わかりづれぇ〜よい。センスまで男前でやがるぜぇ〜い。
と、僻みMAXながらも…。ちょっぴり、おとんとの時間を大切にしたいなぁ。なんて感じさせてくれる作品。
おらも斎藤工になりてぇ〜いでげす〜🙉💞www

♪家族の風景♫
キッチンにはハイライトとウイスキーグラス
どこにでもあるような 家族の風景
7時には帰っておいでとフライパンマザー
どこにでもあるような 家族の風景

友達のようでいて 他人のように遠い
愛しい距離が ここにはいつもあるよ

キッチンにはハイライトとウイスキーグラス
どこにでもあるような 家族の風景

何を見つめてきて 何と別れたんだろう
語ることもなく そっと笑うんだよ

キッチンにはハイライトとウイスキーグラス
どこにでもあるような 家族の風景
7時には帰っておいでとフライパンマザー
どこにでもあるような 家族の風景

キッチンにはハイライトとウイスキーグラス
どこにでもあるような 家族の風景

Cast(役者·キャラ) 4
Story(物語) 3
Architecture(構成) 2.5
Picture(画) 3
Acoustic (音) 3.5
23-29
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